Vol.2 事業部長の熱い思い!
クラブ広報誌「1’s Hot!」第2号です!
今月は初めてボランティア、略して「初ボラ」の活動として、千代田区の学生ボランティア団体と一緒に「学生ネット合同清掃」に参加しました。
ということで、クラブ事業をまとめている、法政大学3年稲毛沙起さんに今月はインタビューしてみました。
※クラブ事業・地域事業=各クラブの拠点地域内で行う活動。市ヶ谷クラブは千代田区で活動しています!
小池やこ:まず、自己紹介をお願いします。
稲毛沙起:法政大学3年の稲毛沙起です。
小池:沙起ちゃんは今年度から事業部長をやってもらっていると思うんだけど、なんで事業部長をやろうと思ったのか、教えてください。
※事業部=クラブの拠点地域内で行う活動(クラブ事業)の統括を務める組織。クラブ事業を開発するとともに、外部団体との調整等を行う。
稲毛:えっと…。クラブの中で新しいことをやりたいなって思っていて、事業部の良いところは新しいことを企画とか提案とかして、実際に実現できるかもしれないっていうのところで、新しいことできるってワクワクするからすごいいいなあって思ってやりました。
小池:へ~。そうなんだ!
なんかこれ(インタビュー)照れるね(笑)
稲毛:照れる(笑)笑っちゃう!
小池:ね!なんか改めてこんなね(笑)
話に戻るけど、自分で提案できるってこと?
稲毛:うん。やろうと思えば。
小池:社協の人とかと?
※社協=「社会福祉協議会」の略。ここでは提携を結ばせて頂いている「千代田区の社会福祉協議会」のことを表す。
稲毛:うん。
小池:なるほどね~。
じゃあ、まあ、事業部っていうと地域事業が多いと思うんだけど、地域事業にかける思いはなんかありますか?
稲毛:う~ん。プロジェクトで全国に行ってその地域課題を解決っていうのもすごく良いと思うけど、まずは自分が住んでる地域とか身近なところの社会の課題とかを自分たちの力でなんとかアプローチしていくっていうところで、その視点ってすごく大事だなって思ってて。そういうのをみんなと一緒にできたらなって思っています。
※プロジェクト=長期休みを利用して泊まりがけでその地域の様々な社会問題の解決に取り組む活動のこと
小池:まあ、プロジェクトとは違うもんね。しかも、クラブの人同士でやるっていうか。
稲毛:そこでクラブの人との輪もできるし良いかなって思っていて。
って言いながら、夏プロの幹部をやるっていう(笑)
※夏プロ=夏休み中に行なわれるプロジェクトのこと
小池:(笑)西伊豆でしょ?
※西伊豆=IVUSAの地域活性化分野の一つ、「静岡県西伊豆町活性化活動」のこと。沙起ちゃんはこの夏の活動のアドミニストレーションマネージャー(情報管理責任者)を務めます。
稲毛:そう(笑)
小池:じゃあ次に...去年沙起ちゃんは5か月間留学に行っていたよね。IVUSAからちょっと離れるっていうか、ずっとIVUSAばっかりって感じではなくなったと思うんだけど、留学に行く前後とか、留学中のときのIVUSAに関する気持ち的な変化とかはある?
稲毛:私は留学というか、海外に行くことが初めてで、なんかそれだけですごく自分が今までいた世界は小さいなって思って…。
小池:めっちゃいい話じゃん!(笑)
稲毛:(笑)
それで、今までIVUSAにいていろんな活動に参加して来たけど、一回離れてみて、「今まで自分がやってきたことは何だったのかな?」って思うことも結構あって。でも、そんな中でも、日本から同期とか先輩が連絡くれて、自分を必要としてくれているっていうのを知って、やっぱりここが居場所なのかなって改めて思ったかな。
それと今に活きている経験かなって思うのは、留学中って結構自分からいろいろやらないとなにも得られるものがないことかな。例えば、スペイン語を学びに行ってるから、スペイン人と話す機会を得るために、アプリで毎日スペイン人と会話したりだとか、それきっかけで直接スペイン人と会って話したりとか。
小池:へ~。そんなことしてたの!
稲毛:してた!
あとは、フラメンコ教室とかも行って、そこは日本人だけだったんだけど、スペインに住んでる日本人の話とかを聞いたりして、いろいろ得ることが大きかったのかなって思っていて。それって全部自分から行動した結果、得られたことだと思うから、やりたいことってやっぱり自分から動かなくちゃいけないなって気付いた。今までは人に言われて、「じゃあ私やります。」みたいな感じでやっていたけど、そういうのも自分からできるようになったかなって思ってます。
小池:積極的になれるようになったっていうか、自分から行動できるようになったってことかあ。
稲毛:うん。
小池:あと個人的に、なんで役員になろうと思ったのかなっていうのを聞きたいんだけど…。
※役員=クラブを中心になって運営している学生のこと。毎年12月に行われる選挙にて選出される。
稲毛:え~(笑)まあ、さっきも話したんだけど、スペインに行っていても必要としてくれてる人がいるっていうことが改めて分かったし、田谷さんとか、役員にならないかっていうのをずっと言ってくれていて、それで、なんだろうな…。思いを継ぎたいっていうか、クラブのためにできることを自分も先輩と同じようにしたいなって思って立候補した!
※田谷さん=前年度第25期の市ヶ谷クラブマネージャー(クラブの代表)
小池:田谷さんからLINEきたりした?役員やらない?って?
稲毛:LINEっていうか電話来たり(笑)
小池:あ、電話?国際電話したの?(笑)
稲毛:国際電話したの(笑)
小池:そうだったのか(笑)
じゃあ、また事業部についての話に戻るけど、これからの事業部とか地域事業とかにどのように取り組んでいきたいとかありますか?
稲毛:結構事業部ってクラブ運営層の中でも孤立しがちで、それって多分地域のニーズとか、今やっているクラブの事業に対してクラブのみんながわかっていないっていうか、理解する場がないっていうのがあって。そういう問題を全部事業部で抱えていて…。こういうことから、少しでも一人一人に事業部の現状の問題とかを知ってもらって、一緒に活動に取り組んでいけたらなあって思っています。
小池:じゃあ最後にこれからの意気込みをお願いします。
稲毛:私は正直ほかの役員とかみたいに、例えばリーダーシップがあるとか、人を引き付ける力があるとか、あと人にはない鋭い観察力とかを持っているわけじゃないし、だから事業部長というリーダーの立場なのにできてない部分もあって、いろいろみんなに迷惑かけてるかもしれないんだけど、でも最終的にはクラブメンバーのやりたいことができるような事業を作ることができたらいいなって思っています。それをこれから、事業部のみんなとも考えて一緒に良い事業を作っていきます!
小池:はい!頑張ってください!
稲毛:頑張ります!
小池:ありがとうございました!
稲毛:ありがとうございました!
インタビュアー:小池やこ(大妻女子大学3年)
写真(インタビュー時):伊藤日向子(共立女子大学2年)、藤田敦也(立教大学3年)
編集後記
同期である沙起ちゃんのIVUSAや事業部に対する思いとか、普段なかなか聞くことができないことをこのインタビューを通じて聞くことができて、個人的にはとても良い機会になったなあというのが率直な感想です。インタビュー中は、改めてこういう話をしているというのが少し照れくさかったですが(笑)沙起ちゃんありがとね!
また来月もクラブのメンバーにスポットを当てて、みんなの熱い思いをお伝えする予定です!
お楽しみに~! (小池)