NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)東京市ヶ谷クラブの公式サイト

Vol.17 役職インタビューその3(イベント戦略編)

明けましておめでとうございます!!(遅)

気がつけば、2021年が始まって2か月過ぎようとしていますね。

皆さん今年の目標は決めましたか…?私は1年間健康に生きることです。

 

さてさて今回の1's Hot!は、役職インタビュー第3弾です!!

イベント戦略チーム(クラブ会の作り手)を担当した3年生の間地(まじ)靖文にインタビューしているので、その様子をご覧ください!!

…と、その前に、

クラブ会って何?と感じる方もいるはずなので軽~く説明します。

クラブ会は、毎月一度メンバーが集まって社会問題に関するグループワークを行ったり、レクゲームで遊んだりして、サークル内の親交を深めています!例年大学の教室で行われますが、今年度はzoomで行われました。

 

それでは、見ていきましょ~う!

れっつらごー

※インタビューは2020年の9月(夏休み中)に行われています。

 

 

 江口:さてと、まぁ君が勝手に話してくれると思ってるから特に質問は考えてない訳だが。

 

間地:うっそだろ!?

 

江口:まぁ雑談しながら聞いていくよ。いつもそう。(笑)

 

間地:間違いない。どーせそれで1時間半くらい終わっとるよ。

 

江口:伶音(れお)からリクエストがあったからそれから行くか。

※伶音:市ヶ谷クラブ4年の横溝伶音。彼もイベント戦略チームの1人。

 

間地:絶対下衆な質問来るじゃん。(笑)

 

江口:いや、そんなことないよ。流石横溝だな~って感じのしっかりした質問考えてくれたぜ。

 

間地:あの、どのラベルが欲しいかではないですよね?

 

江口:いや、あのラベルは俺にしか話してないらしいよ。

※缶ビールラベルのお話をしていました。

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左が間地、右が江口。



江口:このラベルY4Bに使おうかな。(笑) 使っていないビニール袋を再利用。ラミネート加工に。

※Y4B:2020年の夏から秋にかけてIVUSA内で行われた、海ゴミ問題に取り組むキャンペーン「Youth for Blue2020」の略称。例年IVUSAでは、九十九里浜や琵琶湖などで大規模清掃活動を実施している。 

 

間地:広報にしましょ。(笑)

 

江口:怒られるわ!(笑)

 

江口:じゃあ1つ目。これ横溝から。間地靖文は、なぜイベント戦略チームに存在しているのか?

 

間地:存在しているのか、なるほど。うーん、まず打診されたのが千夏からなんですよね。今だから笑い話なんですけど、実は違う役職やりたかったんですよ。

千夏:市ヶ谷クラブのリーダー、3年の土家千夏。次回彼女が登場するのでお楽しみに!

 

江口:何やりたかったの?

 

間地:グループ長やるかどうかの話してたんですよね。それで、春休み帰省してたんですよ。福岡に。そこで地元の友達と焼肉食ってたんですよ。そしたら急に千夏から電話かかってきて、「元々クラブ会年間チーム作らない予定だったけど、やっぱり作りたくなって」って。「間地にしか頼めないからやってほしい」と言われて。(笑)

※グループ長:詳しくはVol.14を参照のこと。

 

江口:そういう推しに弱いもんな。

 

間地:そうですね。単純なんで。で、これには理由がいくつかあって。1つ目は、他クラブにもよく行ってるから、経験値的な意味で。まぁ毎月あるクラブ会を1年間やり通すには結構な労力がいるから、頼める人は限られてくるし、今年はクラブ会に力を入れたいから役員にやってもらった方が方針に合うという話をされて。

※間地は今期(2020年度)の役員の1人。

 

江口:なるほどね。

 

間地:2つ目は、僕ほぼ皆勤賞でクラブ会に出続けていたこと。それもあるなと思いますね。

 

江口:なるほど。

 

間地:なので存在意義としては、まとめあげる上でどういう人材が必要かってのを判断された上で一番ましだったのが僕って感じなんじゃないですかね。

 

江口:まぁ端的に言うと、今いる中で最適なのがお前だったって話か。

 

間地:そうですね。びっくりしましたが。今だから言えますが、その電話は千夏がカンボジアに行く前日だったので断れませんでした!(笑)

カンボジアカンボジア小学校建設活動のこと。その名の通り、教室不足が深刻化しているカンボジアで学校建設をするボランティア活動。

 

江口:はい!じゃあ2つ目。これも伶音くんからです。いや、かな?間地靖文は、イベント戦略チームに参加することによって、どのような成長をしているか?また就活にどう活かしているのか?

※柴:市ヶ谷クラブ4年の柴和輝。彼もクラブ会チームの1人。面白い。

 

間地:なるほど。そうですね… コロナ禍でできることが限られている中で、1つ明確な目標があって。その達成に向けて事前から事後までしっかりやるというルーティンを組めているのがクラブ会だけだなって思います。

 

江口:なるほど。

 

間地:まぁ他でもやってる所はあるんでしょうけど。あと、オンラインで何かを作っていく上で、そういうのコロナ関係なく今後増えると思うんですよ。時代的に。だから先の時代に合ったことができるようになってきてる、人よりはそういう経験が積めてると思うんです。

 

江口:うんうん。

 

間地:そういう意味だと、今の世の中に合っているかと。そういう人間に少しは近づいてるんじゃないかとは思いますし、何よりいろんな人と関われてるってのがすごく良いですよね。コロナ禍でも僕のことみんな知っているんじゃないかな。っていう点でも成長というか、そういう機会にはなってるしありがたいなとは思いますね。

 

江口:うん、確かに。今後オンラインイベントは増えるんだろうな。

 

間地:はい。IVUSAに限らないと思います。

 

江口:これ磯圭吾だったかな。1年生をこれから先、どう巻き込んでいくか。何か見通しはありますか?

※磯圭吾:市ヶ谷クラブの2年生。彼もまたクラブ会チームの1人で、特に秋学期は中心となってクラブ会を盛り上げた。来期(2021年度)のクラブ役員を務める予定。

 

間地:1年生の作り手グループに、助っ人みたいな感じで募集をかけてみようかなと思ってます。少なくて大変なんですよ。

 

江口:あー、うちもやろうと思ってる。広報も。

 

間地:そういうのも1年生への宣伝になるのかなって思うんですけど、オンラインのこともそうですし、いろんな人と関われる、繋がれるってすごく意義があるし、それってチャンスを掴まないことにはないから。でも今IVUSAではチャンスを与えられていない。

 

江口:確かに。

 

間地:ってなると、チャンスを与えるって上からになるけど、何かを始めるきっかけになるとか、何か頑張れる場所を提供したいなってのはあるので。何かを頑張りたいとかや知り合いが欲しいって理由でも良いんですよ。どんな理由であれ、しっかり頑張れる子なら全然良いので。実際に一緒に仕事するという風にできたらなと考えています。

 

江口:なるほど。うーん、(質問の)ストックが無くなってきたな。変なのしかないぞ。「磯圭吾は苺が好き、横溝はタピオカ(笑)」、「柴がつけてるのはブルーライト眼鏡」とか。

 

間地:今年のインタビュー大丈夫なんですかね。

 

江口:いや、間地いるから大丈夫っしょ~って感じだったから。(笑) だから横溝には「間地にどんな質問でも良いからしてほしい」って風に聞いて考えた。

 

間地:その結果、意外と真面目なのしか来ないっていう。(笑)

 

江口:じゃあ俺も真面目な質問しとくか。

 

間地:ふざけた質問でも良いですよ。

 

江口:いや、今回はいいや。主観的に見て、今のクラブ会めちゃくちゃ良いと思うんですよ。集客完全にできてて、1年生も全然飽きてないみたいだし。ただやっぱり、言われてるかもしれないけど、元のクラブ会の姿とは違い過ぎるというか、交流のクラブ会っていう側面が強くなってる感じがしてて。クラブ会って実際に集まって、社会問題についての理解を深めたりとか、解決に向けて一緒に考えていくという場でもあるじゃないですか。その辺りの強化は何か考えられたりしますか?

 

間地:まぁ1年間の戦略として頭にあるのが、まず今年は新入生が偏ってきてる、人数がすごく多いじゃないですか。

 

江口:そうだね。

 

間地:加えて、日常で集まる機会がないから、そもそも交流する機会がない。ということで、僕の優先順位として、社会問題の解決に向けてとは言いつつも、そもそもそれに向かって動く場面がないのにただ知識として頭に入れるのは、入会金払って入ってくれた子にとってそれに見合うことなのかって思うんですよ。

 

江口:なるほどね。

 

間地:そもそもワークをするとして、オンラインで何か無理矢理やろうってなると、グダグダになるし。その方法を毎回考えるだけで疲れちゃうんです。結局それって、矢印が自分に向かってるというか…。そういうことするためにクラブ会の仕事を引き受けた訳ではないので。もちろん社会問題を解決するために集まっている団体ではあるんですけど。

 

江口:うんうん。

 

間地:まぁIVUSAの良い所は、ボランティアを仲間と一緒になって取り組めることだと思ってて。だから、まだ関係ができていない状態で社会問題のことを取り上げると、講義っぽくなるというか…。

 

江口:はいはい。なるほどね。

 

間地:IVUSAで何かをやってるというIVUSA感ってのがない。淡白になっちゃう。

 

江口:なるほど。

 

間地:高度なことを話し過ぎると、アウトプットが難しくなる気がするんですよ。

 

江口:うーん、確かに。今アウトプットする機会がないからなぁ。

 

間地:インプットを一方的にするだけだったら、正直毎月集まって2時間3時間かけてクラブ会をやる意味がないと思います。もちろんそれでも良いとは思いますが、やはり限界がある。信頼できる人や話せる人を一人でも増やすのが今の時点で大事だと思うんです。

 

江口:うん、この状況下だしね。

 

間地:なので、クラブ会をその関係性を築くきっかけとして、関係や輪を広げていくと、ボランティアができるようになってから差ができると思うんですよ、その有無で。動員人数や熱意の所とか。既存生にとって、IVUSAはあって当たり前かもしれないけど、新入生からしたら選択肢の一つというか。なので既存生と新入生でIVUSAに対する視点が違うと思います。

 

江口:うんうん。

 

間地:少しでも生活の中心近づけよう、アプローチをする機会が前期(春学期)のクラブ会だったんです。あとはオンラインでやるという新しい挑戦だったので、そのシステムを作りたかった。巻き込む上で、いつもと違うやり方をしました。例えば、班ごとにコンテンツを作ったりとか。このように試行錯誤をして開発したかったんです。巻き込む土台として。

 

江口:うん。

 

間地:後期(秋学期)に関しては、それがある程度固まって安定してきたので、少し高度なことにも挑戦しても良いのかなと考えてます。ステップアップです。

 

江口:なるほどね。まぁ対面でアウトプットする機会がなく、前期で交流の場を作ってインプットを最低限にして、後期からオンラインでもできるアウトプットを踏まえて徐々に高度な知識も入れていこうって話か。

 

間地:そうですね。どこまでレベルを上げていくかはまだ模索中です。人によって意見も分かれるんじゃないですかね。

 

江口:なるほど。後期も楽しみにしてるぞ。質問はこれで終わり。ありがとう!

 

 

 

今回はいつもと違う感じのインタビューでしたが、どうでしたか…?

私もクラブ会にほぼ毎回参加しましたが、秋学期は1年生が中心となってクラブ会を盛り上げているように感じました。とても面白いゲームや企画が出てきてとても楽しかったです。来年度もさらにパワーアップしそうな予感がしますよ!

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秋学期のクラブ会で行われた企画です!(一部)

 次回はいよいよ今年度ラストです…。これまで何度か会話中に登場しているクラブ長と広報部員でもあるあの人にインタビューしています!!お楽しみに~!!

 

それではまたお会いしましょう!さよなら~

 

※サムネは昨年度の写真です。早く対面でできると良いですね。

 

インタビュー日:2020年9月8日

インタビュアー:江口

編集:平野